Anti-harassment

令和7年度 注目ニュース: 東京都と厚生労働省は、カスタマーハラスメント防止対策に向けた支援を大幅に強化します。令和7年4月頃の申請開始に向けて準備を進めましょう。

1. 【東京都】最大100万円の助成金と新制度

東京都は49億円の予算を投じ、カスハラ防止対策推進事業(補助金)を実施します。都内企業や業界団体が対象となり、防犯設備の導入やマニュアル作成などが支援対象となります。

企業向け奨励金

40万円

対象:都内中小企業(従業員300人以下)
規模:10,000社

  • 録音・録画環境の整備
  • AIを活用したシステム導入
  • 外部人材(弁護士等)の活用
  • 防止対策の手引き提出が必須

※上記いずれか1つの取り組み実施

団体向け奨励金

最大 100万円

対象:各種業界団体
規模:30団体

  • 対策方針の策定・周知 (20万円)
  • サポート窓口の設置 (40万円)
  • 研修の実施 (20万円)
  • 外部人材活用の対策 (20万円)

※申請受付は都議会の予算成立後、令和7年4月頃の開始が想定されています。

2. 企業の対応事例:高島屋の「来店拒否」方針

大手百貨店の高島屋は、カスハラに対する毅然とした対応方針を打ち出しました。従業員を守るため、悪質な場合は「対応打ち切り」や「来店お断り」を明記しています。

高島屋グループ「カスタマーハラスメントに対する基本方針」より

カスハラと判断される行為(例):

  • 暴力、威嚇、脅迫、土下座の要求
  • 人格否定や差別的な発言
  • 個人情報のSNS投稿
  • 繰り返される執拗な言動

対応策:「カスタマーハラスメントと判断した際は対応を打ち切り、以降のご来店をお断りする場合がある」と明記。さらに悪質な場合は警察・弁護士と連携。

3. 根本解決へのアプローチ:薬局DXの活用

特に薬局などの医療現場では、待ち時間の長さが顧客(患者)の不満を招き、カスハラに発展するケースが見られます。DXは、業務効率化だけでなく、カスハラの予防策としても有効です。

なぜDXがカスハラ対策になるのか?

不透明な待ち時間は「不満」を生み、それが「暴言」へとつながります。DXによりこの連鎖を断ち切ります。

オンライン受付・決済
待ち時間の可視化・短縮
顧客満足度UP & 職員の安全

具体的な効果:

  • モバイル呼び出し:薬局内で待つ必要がなくなり、ストレスを軽減。
  • キャッシュレス・自動精算:会計待ちの時間を削減。
  • 職員の心理的安全性:「いつ怒られるか」という不安から解放され、服薬指導や接遇の質が向上。

4. 対策の第一歩を踏み出しませんか?

助成金を活用し、マニュアル作成や研修、相談窓口の設置を行うことが推奨されます。専門家と連携した実効性のある対策が必要です。

※医療法務に特化した弁護士と連携した研修も可能です。

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